フォーミュラートヨタ第4戦の報告です。
今回も前回のレースと同様、富士スピードウェイで開催されました。
コクピット館林FT軍団(?)は、「スーパー配達ドライバー」こと伊藤健二選手、「深夜のスーパートラッカー」こと大平泰裕選手の2カーでエントリーです。
金曜日の練習走行では、大平選手がトップタイムをマークし、今回はいけるんじゃないと、期待の持てる走りを見せてくれてました。
そして、予選。ポールから23番手までのタイム差が1秒以内(!)というハイレベルな予選となった今回。練習で絶好調だった大平選手は、チームメイト同士でスリップを巧みに使い、予選アタック。
が、直前でスピンするマシンや、黄旗等でいいアタックが出来ず、不本意な8番手のポジション。
伊藤選手は、スリップを使った予選アタック中に前走者がスピン!!。よけたもののコースアウト、さらにクラッシュ!!!で、12番手のポジションとなってしまいました。
何とか決勝に間に合わせるため、メカニックが必死で修復作業を続け、頑張った甲斐あって、決勝にはマシンをグリッドにつけることが出来ました。
そして、決勝スタート。大平選手の必殺技「ロケットスタート」で1台をパス、1コーナーの先で、さらに1台をパスして、6位浮上!「よっしゃーいけいけ〜」
そして健二君も怒涛の追い上げ。12番手から、3周で3番手までポジションアップ。観てるほうはとても面白いレース展開です。
しかし、大平選手、3周めのBコーナーで何とクラッチがスティック。一瞬の間を置いてつながったクラッチに、マシンの挙動を抑えられずスピン。最後尾まで順位を落としてしまいます。その後何とかコース復帰はできたものの、クラッチを使わずに周回を重ね、1周で1台ずつパスして15位でレースをフィニッシュ。
そして、怒涛の健二君は、徹夜の修理で復活したマシンにトラブル発生。4周目で惜しくもリタイヤしてしまいました。
うーん、なかなか難しいぞ。
<<レース後のコメント>>
◎「スーパー配達ドライバー」こと伊藤健二選手
「なんとなく、歯車のかみ合わないようなレースが続いていたので、流れが変わるような、パーフェクトなレースを次の菅生ではしたいと思います。」
◎「深夜のスーパートラッカー」こと大平泰裕選手
「セットアップのバランスはよかったのですが、クラッチトラブルとそれを回避できなかった自分が敗因でした。」
とのことです。次回菅生では、1−2とか見たいねー。頑張ります。応援してください。
<<後日談>>
仕事が終わり、社長以下全スタッフで、食事に出かけた時のこと、
社長:「健二、この前のクラッシュ、修理いくらくらいかかるんだ?」
健二:「○○○万円くらいです」
社長:「なに!?そんなにかかるのか!もうやめよっかなー」
(全員爆笑・・・)
そして、ただひとり笑えずに目の前の焼肉に箸が伸びなくなった健二君がそこにいました。でも、しっかりその後山盛りのご飯とともに、ペロッとたいらげてました。レーサーは精神力がカギ・・・・。 |