6月30日(日) 予選
今回の予選の方法は今までとは異なり、初めに着ける1セットのニュータイヤで5周アタックし、その後ピットインして左側の2本を交換し、予選終了までアタックするという方法をとりました。
コースイン1周目は十分前車との間隔を取り、2周目からアタックに入りました。前日までの練習でニュータイヤを履いたときのフィーリン
グと比べると、ダンロップコーナーでのアンダーステアが強く、進入スピードが上げられず、アクセルもなかなか開けられない状況でした。
コースのコンディションは練習のときに比べて良く、自己ベストタイムの55秒8を出すことは出来ましたが、周りのクルマのタイムも良く、結局9番手で予選を終えました。
抜くことが難しい筑波でこの位置からのスタートでは、前に行くのは難しい状況と思えましたが、スタートと1周目で順位を上げるしかないので、とにかくそこに集中して決勝に挑みました。
6月30日(日) 決勝
決勝はイン側からのスタートで、完璧とまでは言えませんがうまくスタートをきることができ、ピットウォール側を通って前列の2台と失敗した1台をパスすることが出来ました。
しかし、後ろからスタートした10番の井上選手のスタートはさらに良く、1コーナーではアウトから並びかけられ、並んだまま立ち上がりました。そのままサイドバイサイドで加速していき、1ヘアピンではイン側に入るスペースがなかったので、並んだままアウトから進入しました。立ち上がりでは次のダンロップコーナーに対してイン側の優位な体制になり、その時点で6位になりました。
その後、何とか前のグループについていこうとしましたが、予選と同じような1ヘアピンと2ヘアピンでのアンダーステアが原因で、前との差を開けられてしまいました。前を追うどころか後ろのクルマのほうがペースが速く、あおられてしまうような状況でした。
1コーナーでは何回か仕掛けられましたが、このコースの性格上よほど大きなミスをしない限り、抜かれることがないのは分かっていたので、自分の走りに集中するよう心がけました。細かいミスは何度かしていましたが、ラップタイムは安定していました。
レース序盤では引き離されていた、4番手、5番手のクルマとの差も中盤になると同じようなペースになり、なんとか追いつこうとプッシュしました。
タイヤは終盤になるにつれて次第にキツくなり、アンダーステアもオーバーステアも出やすい状況になりましたが、可能な限りラップタイムを落とさないようプッシュし続けました。しかし、前車に追いつく前に25周が終了し、チェッカーとなりました。
今回のレースではっきりした問題点は、特定の低速コーナーでアンダーステアを出してしまう乗り方になっていることです。それが、自分の技術的な問題であることは間違いないのですが、精神的なものも大きく関与していると考えられるので、次戦に
向けてこの問題を解決できるよう考えていきたいです。
今回も満足とは程遠い結果に終わってしまいましたが、次回は少しでもトップとの差を縮められるよう頑張ります。
第5戦は7月27〜28日の富士スピードウェイです。今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。 |